No.006 

OASYS 100G

 昭和57年('82年)11月に発表された「OASYS 100G」のプレスリリースです。レーザープリンタが選択できる現行最上位機種の位置づけでした。また、オアシスメイトも発表されました。

【参考】
 OASYSの父・神田泰典さんが神田さんのホームページに、「オアシスの歴史を知るための資料」のページがあり、OASYS100Gの中で報道資料、カタログその他をごらんいただけます。

【余談】
 100,100J,MyOASYS は8ビットマイコンを使っていましたが、100Gはインテル86系の16ビットマイコンを初めて使ったものだそうです。また、レーザープリンタとの組み合わせを選択できるようになりました。価格は440万円(本体・キーボード170万、プリンタ270万)。レーザープリンタは高価なためオフィスではドットプリンタが主流でしたが、数年後には印字の美しいレーザープリンタが主流になります。
 オアシスメイトのほか、 100,100J,MyOASYSの機能拡張(ソフトのレベルアップ)についても発表されました。

                             
 昭和57年11月9日
                               富士通株式会社

OASYSシリーズの最上位機種
「OASYS 100G」新発売

 当社はこのほど、OASYSシリーズの最上位機種として、A4判フルスクリーン
の17インチ縦型大画面と、40×40ドットで高品質・高速印字のレーザプリンタを標準
装備した「OASYS 100G」を開発し、本日より発売いたします。

 当社は、55年5月に当社独特の“親指シフトキーボード”を持った、かな漢字変
換方式の日本語ワードプロセッサ「OASYS 100」を開発し発表して以来、昨
年8月に普及機として業界初の 100万円台を実現した「OASYS 100J」を発
表、さらに本年5月には「文房具感覚のワードプロセッサ」を目指すパーソナルユー
スの「MyOASYS」を衝撃的な低価格、75万円で世に送り、今や「OASYS」
は、日本語ワードプロセッサのリーディングブランドとなっております。
 OASYSシリーズの導入先は企業のみならず個人に拡がり、57年9月末で1万
4千台の受注を数えるに至っています。

 さて今回発売の「OASYS 100G」は、着々と研かれてきたOASYSの、
他の追随をゆるさない数々の使いやすさに加え、A4判フルスクリーンの17インチ縦
型大画面と40×40ドットで高品質・高速印字のレーザプリンタを標準装備し、まさに
OASYSシリーズの頂点に立つ実力派ワープロといえます。


 〔OASYS 100Gの特長〕

1.通常使われるA4判縦位置の文書が一度に表示できる17インチ縦型大画面を採用
 いたしました。1ページ48文字×65行の見やすい画面で、ページ全体を確かめなが
 ら自由にレイアウトできます。しかも横スクロールで一行最大96文字まで入力可能
 です。

2.40×40ドットの高印字品質とA4判の文書で10枚/分の高速印字が可能なレーザ
 プリンタを標準装備しています。文字サイズは 7・ 9・12Pの3種、行間隔は4種、
 文字間隔は4種から選択でき、また給紙は、A4/5,B4/5 サイズの2段カセット自
 動給紙方式です。

3.画面で確かめながら表が作成できる自動罫線機能、直線や長方形、ひしがた、長
 円、楕円等10種類以上を描ける線画作成機能があり、グラフ作成も行えます。

4.文字の拡大(倍角、4/3)、縮小(半角、送りがな)、添字上下、網かけなどの文
 書作成機能を強化し、応用範囲を拡大いたしました。


〔価格〕 440万円 (本体・キーボード 170万円,プリンタ 270万円)

〔出荷〕 昭和57年12月下旬