3】見積り・設計2(4/1〜5/21)

 デザインは決まったものの、そこから先がなかなか進まず、「何がわからないんだかわからない」というところまでが3月のお話。
 だいぶ話が進んできたので、今後は備忘録からウッドデッキ関連事項を転記する形にする予定。

 00.4.1(土)晴れ ウッドデッキ地縄張り

 8時過ぎに職人さんが到着し、工事開始。しばらく水糸を貼ったり基礎を手直ししたしたあと、レンガ積みにかかる。基礎の部分は、道路の勾配を考慮して3段階に高さを変えてある。高低差はレンガ1つ分の厚さ。なるほど、こうやるわけね。見れば納得するが、素人にはこういうことが思いつかない。また、長い距離を凸凹なくまっすぐにかつ水平に積み上げるのは、素人には至難の業だ。「やっぱり頼んでよかった」と夫。

 午前9時半過ぎにウッドデッキの測量開始。を取り込むのは素人には難儀だから、と、西側は柱の内側までに変更してあるが、東側も同じく内側までにすることに変更。これで少しだけど全体が小さくなる。2段目は、どこの距離を測ったらいいのか見当が付かず、結局早々と地縄を張ることになる。といっても、図面の寸法にあわせて大まかに張ってみるだけなのだが、これがよかった。どのくらいの大きさになるか、やっとイメージが湧いてきた。実際に測って見ると、ハナミズキの位置は林さんの図面よりも内側にあるので、三角のてっぺんの位置も少し内側にずらすことにした。生け垣とデッキの先端が近すぎるということもあった。これでまた少しだけ小さくなる。あまり小さいと使い勝手が悪いし、かといって大きいとたいへんだしで、難しいところだ。
 お昼休み、夫は職人さんにウッドデッキの構造などについて話を聞いていたようだ。1、2段目は大引法で行くことにしたらしい。
 13時半、突然林さんが工事の様子を見に来てくださる。椿や梅などの移動位置は、やはり林さんの指示だったとのこと。ハナミズキの位置がちょっとだけ違っていたことや、ウッドデッキを少し小さくすることなどを報告。

 17時ころ庭の工事終了。東側は3段分、真ん中は2段分、西側は1段分積み終わったところまで。あと1日か2日で全部終るようだ。
 夜、地縄を張りながら測った寸法を基にIllustratorで平面図を書いて見るが、書こうと思うと寸法のわからないところがけっこうあったりしてその都度夫に測ってきてもらうこと数回。なんとか柱の位置を入れて、2段目の45度の線を、シフトキーを押しながら(こうすると45度ぴったりの線しか引けない)書き入れたところで柱の間をこのラインが通らない。地縄はてきとうにはったので45度が出ていなくて柱の間を通っちゃったのではないかと思ったが、再度採寸したところ、柱のうちうちの寸法であるべきところがうちそとの寸法として入っていたことが判明。「よかったよかった」と修正をしようとしたところでIllustratorがフリーズしたので、今夜の作業はここまで。
 それにしても、Illustratorで書けないことはないけど、数値を入れて線を引けないとか、変更がめんどくさいとか、いらいらすることがけっこうあり、CADだったららくちんなんだろうなあと思う。CADなんて使ったことないんだけどね。

 夕食後、夫に話を聞きながらウッドデッキの会議室へのコメントを書き始める。今日、実際に地縄を張りながら出てきた疑問点についていろいろ話し合ったり、MUさんに詳細なコメントをいただいたおかげで、疑問点がひとつひとつ解消されてきた。MUさんのコメント内容は、おそらくただ読んだだけでは理解できなかったことだろう。2×4や6の板を大引や根太に見立てて重ねてみたりして、だいぶかんじが掴めてきた。ニャンコさんからは参考図書貸し出しのお申し出をいただき感激。今回もまた、パソコン通信の恩恵をひしひしと感じている毎日である。23日の牛島さんちの「もーもー大作戦」に、最初夫は行き渋っていたが、ここへ来てだんだんその気になってきたところへ、ほうきぼしさんと車で行くことになったので、半ばしぶしぶながらOKが出る。うひひ。

 00.4.2(日)晴れ ジェイスタイルにWRCを見に行く

 車で都心に出る用事があったので、ちょっと足を延ばして新木場へ。ジェイスタイルでWRCの実物を確認するのが第一の目的で、ウッドデッキの作り方についても相談にのっていただけたらと思ったからだ。数日前にインターネット経由(DIYシティの中に出店している)で見積り依頼をしたが、あれはサザンイエローパインを前提に別の業者さんが拾った本数なので、WRCで作る場合も同じでいいのかどうかも確認したかった。なんでジェイスタイルかというと、牛島さんがWRCを購入されたところという、極めて安易な選択である。新木場に着いて、住所をたよりにしばらくウロウロしたが見つからず、駅前の交番で問い合わせると、なんのことはない、交番から一番近いところだった。

 この日、ウッドデッキ担当の人はいなかったので、現在の状況を説明し、後日メールで連絡いただくことになる。その後、倉庫で材木を見せてもらう。倉庫の中はWRCの香りでいっぱいだ。軽いので4.2メートルのものでも十分に扱えそうだが、移動したりするのにあちこちぶっつけそうで心配なので、3.6メートルにしておいた方がいいような気がした。
 さて、どうしよう、WRCにするかサザンイエローパインにするか、それが問題だ。

 00.4.3(月) 図面を書き始める

 先日サザンイエローパインの見積もりに添付されてきた根太伏図をもとに、ざっと図面を書いてみることにした。サイズもまだ決まらないところが多いし、根太伏図では、どれが大引なのかもよくわからないので、当然施工方法もわからないところだらけなのだが、ここから始めないと先に進めないに違いない。

 00.4.4(火) ニャンコさんより本届く/最初の図面できる

 4月というのに、早朝の気温はまだ0度である。それでも日中はずいぶん暖かくなってきた。
 午後、FDIYの会議室での発言がきっかけでニャンコさんが貸してくださったアメリカのウッドデッキ本(BLACK&DECKER社の「Building Decks」ほか)数冊が届く。どこの馬の骨ともわからない私にこのようなご好意。ほんとうにありがたいことである。ROYさんの本とはまったく違う作り方なのでとまどってしまったが、豊富な写真を交えて非常に詳細に書かれているので、たいへんよくわかる。もっとも、英語はわからないから見るだけ。それでも、写真だけで十分理解できるからすごい。
 それにしても、いかにも「アメリカ!」という本だ。とにかくスケールが違う。ビームも2×6なんて使ってない。6×8か2×10である。デザインも、ダイナミック。好きだなあ、こういうの。庭のデザインをしてくださった林さんも、きっとこういうデッキは好きだろうな、と思う。そういう好みが近いというのは、大事なことだ。今日は家にも、クロネコで注文したウッドデッキ本が届いていた。牛島さんに教えていただいた「日曜大工で作る夢のウッドデッキ」(藤岡 等著:山海堂)。

 今日は昨日書いた図面に2×6のデッキ板を10ミリ間隔で置いて、どんなかんじになるかをシミュレートしてみた。段差がつくところなどはデッキ材の幅を生かしてそれに合わせて段差の幅を決めた方が施工が楽そうだからだ。夫の帰宅を待って、できあがった暫定図面を見ながら早速私がわからなかった点を質問する。ここ数日で、やっと「何がわからないんだかわからない」状態からは脱したように思う。ウッドデッキといってもいろいろな作り方があり、こうでなければいけないということはなく、ROYさんの方法はそのうちのひとつであることもわかってきた。少しずつ疑問点が解消されてくるにしたがって、面白くなってきた。今は、ウッドデッキのことで頭がいっぱいだ。だんだんその気になってきたぞぉ。

 00.4.5(水) 疑問点の追求

 夫21時半帰宅。夜になって、ジェイスタイルから見積りの件に関して、構造の途中経過確認依頼のメールがあったので、内容を夫と検討する。

 基本的に、叩き台にした根太伏図の作り方を踏襲した構造になるが、2段目、3段目をそれぞれ下の段に一部乗せる(その部分は上下の段で大引を共有する)ようにした場合、構造部分は一度に施工してデッキ材は下から張っていかないとだめなのような気がする。作業スペースを考えた時、それができるのだろうか。だいだい、一度に材木を全部注文した場合(送料を考えるとこれがいちばんオトクなんだが)置いておけるんだろうか。そのへんが懸案事項。

 00.4.6(木) さらに疑問点の追求

 日中、ジェイスタイルのUさんより返信あり。質問事項に丁寧に答えてくださって感激する。ただ、まだいくつか疑問点あり。夕べ通信エラーになってしまって遅れなかった図面を手直しして会社から送信し22時帰宅。夫はお風呂の中だったが、待ちきれずにいろいろ話しかけて今日の報告をしてしまう。
 図面を手直ししながら叩き台となった根太伏図をじっくりと見たところ、今まではちんぷんかんぷんだったが、この数日の勉強の成果で意味が理解できるようになってこれも感激。この図面を見て夫が「わからないところがある」と言っていたところがどこであるかも、やっと理解することができた。大引らしきものがあるが、それを支える基礎がないのだ。そんな話を夫にすると、「やっと話が通じるようになった」と喜んでいた。「そんなのとっくにわかってたんだよ」とも言われてしまう。わかってなかったのは私だけだったのだ。ぎゃふん。
 さて、デッキの施工の順序は、Uさんの案の方がやはりよさそうなので、そちらで行くことにする。大引も基礎も省略できるし、階段踊り場部分もやりやすそうだからだ。作業スペースと材木置場は、まあなんとかなることにしよう。大引きは2枚あわせの204材にするという点は、あえてそうする必要はないと思われるので404に変更する。

 ところで、根太を208にすれば強度が上がるから大引スパンを長くできるかと思ったわけだが、Uさんによると、根太に208を使わないのは、ごくはしょって書くと、208の幕板で鼻隠しができなくなってしまうという理由が大きいようだ。ほとんどの参考図書で204かせいぜい206止まりなのはそういうわけなのね。ところが、ニャンコさんに借用したアメリカの本を見ると、そんなことはおかまいなしだ。だから、大引は208または210が標準になっているらしい。こういうところがアメリカらしいなあと思う。もっと驚いたのは、ボイド管を埋めるための垂直で細長い穴を掘るための専用工具があることだ。どうやって開けるんだろうと思ってたら、その節の最初にでかでかとその工具の写真が載っていた。おそらくそれ以外の目的には使えない専用工具。みんなこういうのを持ってるわけ? だいだい日本にもあるんだろうか。しかし、それでいて釘をハンマーで手打ちしてたりして、そういうとこがすごくおかしい。アメリカって面白い国だなあと思う。アメリカから見れば、ちまちま作ってる日本はおかしくて仕方ないんだろうな。ああ、アメリカに行ってみたいなあ。

 00.4.9(日)晴れ 再測量

 ウッドデッキ予定地のベランダの柱とハナミズキを再測量。ベランダの柱を利用してこれに大引を取り付けようと思ったのだが、柱の受け金具がけっこう上にあるので取り付けられないかもしれない。また、基礎のコンクリがるので、その部分はポストが建てられない。コンクリの上にアジャスタボルト付けて乗せるだけならなんとかなりそうだが…。見ているうちに、途方に暮れてきてしまった。島田さんも来て、「今のうちにたくさん悩んで検討しておくように」と言われる。暗くなり始めたので今日の作戦会議はここまで。
 なお、本日より都道の水銀灯が点灯された。まだ国道及び圏央道との交差部分ができないので開通まではあと数年かかるようだが、水銀灯が点いただけでなんだかまったく違う街のようだ。

 00.4.13(木) 見積り届く

 ジェイスタイルよりウッドデッキの見積りが届く。総額30万余円。同じ図面を元に拾ってもらったのに、サザンイエローパインのときとまったく本数が違うので、サザンイエローパインの本数で出してもらったときに比べ、金額にして1.5割り増しで、サザンイエローパインの見積り金額とほぼ同じ。つまり、サザンイエローパインはWRCの1.5倍の単価にもかかわらず、やけに少ない材料でできるような見積りだったので、結果的に同じくらいの金額になっていたわけだ。牛島さんやニャンコさんが注文された本数を見ると、今回の本数の方が妥当に思える。ということは、サザンイエローパインのときの本数はいったいどうして出て来たのだろう? 細かいところを除けはほとんど同じような工法でひろっているのに。謎だ。
 いずれにしても、この数日悩んで、基本的にUさんにアドバイスいただいたとおりの工法で進めることに決めたので、あとは細かいところを詰めていく作業だ。

 00.4.14(金) ほうきぼしさん、いらっしゃいませ

 五日市の桜もそろそろ散り始めた。来週のFDIY主催、牛島さんちの「も〜も〜作戦」の往路打ち合わせのため、ほうきぼしさんが来てくださるので、17時で早退して帰宅する。まだ明るいうちに、うちのウッドデッキ予定地の検分をしていただいたあと、横浜までのコースを確認。その後、バンデンさんに電話をして19時過ぎに3人で遊びに行き、コーヒーをごちそうになりながらしばしウッドデッキ談義に花が咲く。

 00.4.15(土) 樋口商店、ドイト、ヤサカへ

 雨。今日はバンデンさんといっしょに樋口商店に行く約束。
 最初に師岡商店(建材屋さん)によって受け金具付きの沓石がないか聞いて見たが、そういうのはないという。残念。カタログをいろいろもらって帰ってきた。樋口商店では、頼んでおいたホスクリーン(1組2本 8800円)のほかに、長いメジャー(コンベッックスというのが正しい名称だそうだ。知らなかった)、チョークの墨壺、水糸、水糸を止める針、塗装時に使うゴム手袋を買う。ついでにドイトに寄って沓石を見たついでに、牛島さん絶賛のコテバケ、軍手、それからこのあいだ庭でないくした(たぶん土の中のどこかに埋まっている)小さな熊手を買う。使い捨てつなぎもあることを発見。ついでなのでその足でヤサカへ。基礎用のコンクリート平板(398円)を4枚と羽子板付きの沓石(真ん中のサイズの物で880円)を1つ買う。数量はまだ確定していないので、とりあえずどんなものか確認するため。バンデンさんの情報通り、ヤサカの平板の方が厚くて安い。ただし、在庫は少ない。

 00.4.18(火) WRC搬送22日に間に合うか?

 夕方ジェイスタイルに電話して、できれば今週末に材木を入れたい話をする。ゴールデンウィークを利用して、ステイン塗(最低でも3日はかかるのではないか?)をやってしまいたいからだ。日曜は配達はしないとのことなので、そうすると受け取れるのは土曜日に限られるのだが、29日の土曜日はでかけるし、そのあとだとゴールデンウィーク明けになってしまうから、ゴールデンウィークにステイン塗ができない。そうなると22日搬入しかない。金曜日までに振り込めば22日搬入は可能とのことなので、明日返事をすることになる。

 その他、ステインのこともきいてみる。「オリンピック」というメーカーのその名もずばり「オリンピック・オイルステイン」は、防虫材を含まない、リボスなどの自然塗料に近いものらしい。金額は、どうなんだろう、他の塗料の値段をちゃんと調べていないので比較できない。まいなあ。とりあえず、オリンピックの色見本を送っていただけることになった。工法の細かい話は、電話では理解できそうもないので、29日に相談に伺って教えていただくことになる。 

 なお、基本的には次のように作る予定である。

 00.4.18(火)晴れ ジェイスタイルにWRC発注

 おおざっぱな図面からだが、Uさんにひろっていただいた本数でOKなことを確認したのて、その本数に206を5本追加し、22日搬入予定でお願いすることにした。余裕を見て206を5本追加しておく。代金明日振り込んで、明後日搬入予定。なお、デッキ材を張る時の空を5ミリにしても、206の必要量はほとんど変らないそうだ。

 電話を切った直後に、昨日お願いしておいたオリンピックステインの色見本が届いた。色数が非常に多く、またいずれもきれいな色である。このステイン、昨日の話によると、亜麻仁油を使った自然塗料に近いもので、防腐・防虫材は入っていないとのこと。ただし防カビ材は入っている。防水と紫外線よけのためのもののようだ。WRCならこれでだいじょうぶなのだという。1ガロン(3.8リットル)8500円(2238円/リットル)なので、リボスのカルデットが10リットル4万7750円(4775円/リットル)2.5リットル1万4250円(5700円/リットル)に比べるとずーっと安いが、それでもキシラデコールと同じくらいだろうか? ただ、キシラデコールに比べると1度塗でよいとのことなので、使用料は少なくてすむのだろうか? しかし、乾きが遅いようで心配だ。作業場所があまりないので、長いこと立て掛けて乾燥させるわけにはいかないのだ。うーむ。悩む。

 00.4.21(金)晴れ WRC代金振り込み

 日中、ジェイスタイルに最終確認し、材木代を振り込む。

 余裕を見て206を5本追加しておく。代金明日振り込んで、明後日搬入予定。
 いったいどれくらいの分量なんだろう。ちょっとばかり心配である。